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文書番号 E/CN.4/2001/73/Add.1
2001/02/13
第57会期報告
「女性への暴力」報告書
中国
15.特別報告者は、2001年1月19日付の手紙で、中国での女性に対する暴力の使用、特に女性法輪功修煉者に対する虐待に関して重大な関心を伝えている。入手出来た情報によれば、中国政府は絶え間なく法輪功及び他の気功を弾圧している。法輪功学習者には女性の占める割合が多い。1999年7月22日、「社会と政治の安定を脅かす」という理由で、法輪功が禁じられた。法輪功学習者は自分の信仰を放棄することを強要された。数千人が拘束され、多くの学習者は、強制労働収容所へ送られ“再教育”を受けさせられ、あるいは、精神病院に監禁され、薬物を強制投与された。そういった過程で多くの学習者は拷問され、虐待された。女性修煉者に対して使用されている拷問の方法は次のようなものである:服を剥ぎ取る;拳あるいは警棒のような様々な道具で脛、太もも、肩および身体の他の部分を強打する;蹴る;性器、腋の下、足の裏および口に電撃警棒を当てる;激痛を引き起こす方法で手錠、拘束物やロープを使用する;腕や足を吊り上げ、極端な寒さや熱さに晒す;タバコやライターで体にやけどを負わせる;串や釘を爪に挿入したり、プライヤーで爪を剥がす;口、鼻や性器へコショウやチリパウダー、または異物を挿入する;被害者を精神的に不安定にさせたり、会話する能力を失わせるような薬物を注射する。さらには、拘留中における拷問や不十分な治療によって、多くの女性修煉者が死亡したと報告されている。また、多くの女性修煉者が逃げようとして、窓から転落死したとも報告されている。
16.これらに関連して、特別報告者は次のような個別の事例に関する情報を受け取った(要約):
(a) 2000年10月、遼寧省瀋陽市馬三家労働収容所で、18名の女性法輪功学習者が警官に衣服を剥ぎ取られ、男性囚人のいる監房に押し込まれた。共産党の高官・羅幹はこの事件を知っていたと報告されている。この18名の女性は今も刑務所に拘留されたままだと言われている。
(b) 報告によれば、1999年10月以来、1,500人以上の法輪功修煉者が遼寧省馬三家強制労働収容所に拘留された。修煉者らは法輪功を非難することを強いられ、それを拒んだ人々は、電撃と体罰を与えられ、独房で監禁、拘留され、集中的に労働を割り当てられた。電撃警棒は女性修煉者の胸と性器に衝撃を与えるために使われた。また、強制労働収容所当局者は、修煉者に使用しなくなった井戸の汚い水を無理矢理飲ませ、その水を飲んだ全ての修煉者が中毒の徴候を見せた。
(c) 情報によれば、2000年7月、50人以上の女性法輪功修煉者が北京市通州区喬荘刑務所に拘留された。警察は拷問と侮辱によって、修煉者に信念を放棄させようとしたがうまくいかなかったため、大部分の修煉者を強制労働収容所に送り、若干名を精神病院に送り込んだ。特に、特別報告者は次の個別の事例に関して、情報を受け取った。
黄秀玲、59歳、北京通州区馬駒橋町附馬村在住。2000年6月30日午後、喬荘刑務所に送られ9号監房に拘留された。彼女は刑務所規則を暗唱することを拒み煉功を続けたところ、殴られ、手錠をかけられて、縛られた。看守は電撃棒で電撃をし、足で踏みつけた。また、胸を捕まえ乳首を締めつけ、陰部を蹴った。彼女が抗議のため断食を始めたところ、2000年7月2日午後、7号監房へと入れられ、チューブを鼻に挿入され強制的に食物注入をされた。警察はチューブの使用料10元/1回の支払いを求めたが、彼女は所持金がなく、再使用のため、チューブを付けたままにされた。その夜、彼女は痛みに耐えかね、そのチューブを引き抜いた。翌日、警察は再び強制的に食物注入を行う際、後ろから手錠でつなぎ、チューブを引き抜くことができないよう絆創膏で留めた上、チューブを胃と鼻に差したままにした。その晩、黄秀玲は高熱を出したため薬を与えられたが、高熱は続き嘔吐し始めた。生命の危険が迫っていることが分かると、所内で死なれることを恐れた警察は、急いで1年間の強制労働を宣告した。そして、その晩遅く、黄秀玲を家に帰らせ、村委員会に監視をするよう要求した。家に帰った後、彼女が回復したため、警察は2000年7月13日、再び連行し、強制労働のために北京天堂河女子強制労働収容所第4大隊に収容した。再び断食を行い、看守によって拷問にかけられ、頸部を負傷したという報告がある。
劉雪彬、54歳、北京通州区城関町浜河小区在住。1999年9月4日、通州クラブで煉功している際に逮捕された。法的手続きが一切ないままで3ヶ月間拘留された。劉雪彬は拘置所で数種類の拷問を受けた。看守に服を全て脱がされ、塩をまぶした濡れタオルで激しく殴られた。体中至る所に血の滲んだ傷ができ、塩が傷口に付着し、非常な痛みを生じた。翌日、血まみれの膿が傷口から流れ出し、服が皮膚に張り付いてしまった。その後、警察の尋問を一度拒否したことから、精神病であるとされ、精神病院に送り込まれた。重症の精神病患者と同等の扱いをされ、強制的に経口薬を飲まされ、注射を打たれた。3ヶ月後に解放されたが、2000年4月25日、法輪功を修煉する権利を再び嘆願した結果、再度精神病院に送られた。家族や友人らは彼女の状況について知る術が無い。
李亜萍、26歳。法輪功を非難しなかったという理由で喬荘刑務所に拘留された。後ろから両手を手錠でつながれ、足も縛られた上で、看守によって、電撃棒で出血するまで繰り返し口を電撃された。他にも異なった数種類の拷問を受けた。その後、裁判も無くして、北京天堂河女子強制労働収容所第4大隊に送られたという。
胡淑芳、38歳、北京通州区在住。2000年6月25日、法輪功弾圧に関して政府に訴えたため、喬荘刑務所の西部屋に拘留された。情報によると、ほとんど毎日殴られ、電撃を受け、体中至る所に傷ができた。手錠と手枷をはめられたという。1ヶ月後、裁判も無くして、強制労働収容所に収容された。
胡淑芳の姉である胡淑文も、警察によって連行され、現在北京大興区団河強制労働収容所に拘留されている。
厳菊英、河北省三河市燕郊在住。2000年10月6日、陳情のために天安門広場に行ったところを逮捕され、燕郊警察署に送られた。警部の楊希忠は、彼女をパトカーから連れ出す前に、蹴ったり、殴ったり、髪の毛を引っぱっては顔を叩いたり、さらには陰部を蹴り始めた。そして、彼女を持ち上げて地面に激しく投げつけた。また、棍棒で彼女の尻を数百回叩き、体を鞭で打ち、至る所を電撃し、上履きで顔を叩き、電撃警棒を口に押し込み、顔につばを吐き、踵で踏みつけた。さらに、沸騰したお湯を体に掛けると脅し、服を脱ぐように命令したが彼女が断ると、レイプのため数人の労働者を連れて来ると脅した。そして性的に虐待した。楊希忠は尋問を記録したが、その後再び彼女を殴った。その夜、強制洗脳班に送るため、町政府ホールに行かせられた。
Tang XiTao、64歳、広東省広州在住。2000年7月6日に逮捕され、広東槎頭女子強制労働収容所(別名小島)に移され、強制労働2年間の再教育を宣告された。拷問と虐待を受けた。数日間も独房に監禁されたり、口頭で脅されたり、煉功ができないように手を縛られ、病気に罹っても治療を許されず、再教育のプログラムで強制労働を強いられた。さらに、判決の結果として、年金の支払を止められ、アパートと所有物を没収された。
謝桂英、32歳、安徽省淮南在住。2000年10月17日20時、淮南市朝陽区派出所の警官が自宅に不法侵入し、殴打され、派出所へと連行された。翌日早朝、彼女は重傷のため淮南人民医院に送られたが、2000年10月18日朝10時頃死亡した。警察は、当日16時に遺体を大通葬儀場に送った。朝陽区派出所は、事件の詳細を隠蔽するために、彼女が建物から飛び降りて自殺したと報告した。
王友菊、64歳、遼寧省大連在住。2000年7月22日、彼女は大連共済派出所の警察によって大連瓦房店拘置所に連行された。伝えられるところによれば、彼女は毎日長時間働くことを強いられ、ノルマを終えられなかった場合、食事や睡眠もしばしば与えてもらえなかった。2000年7月31日、他の法輪功修煉者数名とともに解放されたが、彼女は非常に衰弱しており、歩くにも補助を必要としていた。また、胸が痛く、立つことさえできなかった。拘置所のオフィスで緊急手当てを受けたが、その夜死亡した。
郝亜芬、河北省三河在住。法輪功を修煉する権利を求めて北京へ請願に行ったため、燕郊警察局の劉亜録、祁曉全に殴られたり蹴られたりした。彼女は暴行により、目眩がするようになり、視力を失った。気を失った彼女にショックを与えるため、彼らは電気棒を使用した。彼女は靴で叩かれ、膝を蹴られた。2000年7月13日、彼女は三河発電所の共産党委員会から解雇された。また、警察は5,000元の罰金を支払うよう要求し、家族は彼女を家に連れ戻すため、燕郊警察局長の昝慶才に2,000元を支払った。また、燕郊警察局の劉亜録は、北京の職員に支払うことになったと言って、彼女から1,000元を強奪した。一方、郝亜芬の会社は、彼女の賃金とボーナスを差し引いた。
許文君は、1999年11月に逮捕された。伝えられるところによれば、彼女は3ヶ所で拘留された。南昌第1拘置所では、彼女は法輪功の本を護るために断食を始めたところ、看守に殴られ、手足とも縛られた。その結果、自分の世話をすることもできなくなり、歩く、眠ることもできなかった。その後、第2拘置所に移されたが、拘留期間が法の規定より8ヶ月も長かったため、2回目の断食を始めた。家族のよって10日後に保釈されたが、1ヶ月も経たないうちに再び逮捕された。2000年9月1日、3年間の禁固刑が宣告されたという。
黄莉瓊は、1999年10月25日、法輪功のことで北京へ懇願に行った後に逮捕され、江西省の南昌第3拘置所に24日間拘留された。報告によると、彼女は1年の間に3回も拘留され、最後に3年間の強制労働が宣告された。
陳英、18歳、黒竜江省佳木斯市在住。8月初めに中央政府に訴えるため北京へ行き、逮捕された。情報によれば、黒竜江省へ連行する途中、警察は彼女を脅し苦しめた。彼女が列車から飛び降りて死亡したと報告し、家族には1999年10月25日に通告された。
趙金華、42歳、山東省招遠市在住。1999年9月27日、彼女は同じく法輪功修煉者である于家村の王風蘭、XiaojiajiaのMa Yufeng、Heya村の戦克雲、王好紅とともに張星鎮派出所に連行された。5人は派出所の同じ監房に閉じ込められ、法輪功を非難することを拒んだために警官から拷問され、睡眠も奪われた。1999年10月1日夜、警官は監房へ入り、彼女たちを拳とゴム棒で殴り始めた。彼らは、棒で王風蘭を殴り、電話コードを彼女に巻きつけて手動電話機を使った電気刑を行い、彼女が意識を失うまで、線を通して電流を送り続けた。彼らはまた、ゴム棒で趙金華を殴った後、彼女を別の部屋まで引きずって行って、手動電話機を使った電気刑などを行った。警察は拷問しながら、彼女に法輪功の煉功をまだ続けたいかと繰り返し聞いた。趙金華は拷問で意識不明となり、張星鎮の病院に送られ救急治療を受けた。意識が回復した後また連れ戻され、拷問が続けられた。伝えられるところによれば、彼女は胸に圧迫感を感じ、体の右側は感覚が麻痺していた。体全体にわたって強い痛みを覚え、頭部から足まで全身傷だらけで、しかも血尿や息苦しさがあり、食事もとることもできなかったという。それにもかかわらず、警察は何ら措置を講じなかった。彼女は1999年10月7日16時に再び気絶したため、地方病院の緊急処置室へ運ばれた。しかし、医師が心電図をとっている間に呼吸が停止した。情報によれば、検死報告書には、彼女の遺体に多数の傷跡と皮下出血があり、死因は数ヶ所にわたる鈍器による打撃であると示されていた。だが、犯人は罰せられず、その代わりに当局は、趙金華の死亡を公表した修煉者を調査し、1999年11月20日、修煉者Li NanyingとChen Shihuanに3年間の強制労働を宣告した。
董歩雲、34歳、山東省臨沂市藍山区在住。董歩雲は、1999年7月20日当局に訴えるため北京へ行った。北京で逮捕され、1999年9月20日藍山区の警察によって連れ戻された。彼女は、勤務先の学校の監視下に置かれ、2階の事務室に閉じ込められ、法輪功を非難するよう命じられたが、それを拒んだ。翌日、家族は、彼女が窓から飛び降りて死亡したと通知された。遺体は正午前に火葬にされた。
陳子秀、59歳、山東省維坊市維城区北関徐家小庄在住。当局に訴える為に北京へ行く途中、維坊駅で連行され、「再教育」のために維城区役所に拘留され、拘留中に死亡した。遺体は2000年2月21日9時に市立病院へ移された。19時30分、遺族は公安によって維坊市金海賓館に呼び出され、そこに待機させられた。2月22日になってやっと遺体との対面を許された。報告書によれば、陳子秀の口は血で汚れ、歯が殴打によって折れていた。腹部は膨らみ、下半身のあちこちに黒褐色の痣ができており、脚も腫れていたという。
傅曉鐫の母、56歳、江西省高安市在住。1999年9月14日、観光旅行で北京へ行った際、西大街のホテルで逮捕され、江西省宜春の北京駐在事務所に拘留された。1999年9月16日3時、迫害から逃れるため窓から逃げようとしたところ、転落して死亡した。
余香美、35歳、四川省重慶市長寿県在住。法輪功の無実を訴えるために北京へ行き、1999年11月逮捕され、重慶市の北京駐在事務所に拘留された。彼女は窓から逃げようとして、転落して死亡した。
李桂華、47歳、重慶市江北区江北城在住。彼女は法輪功の無実を訴えるために北京へ行き、1999年10月逮捕され、重慶市の北京駐在事務所に拘留中に死亡した。警察当局から連絡を受けた夫が北京へ行って確認した後、遺体が火葬された。警察は、彼女の死亡について情報を公表しないよう、彼女の夫を脅迫した。
龔宝華、35歳、北京市平谷県劉店郷在住。2000年6月17日、法輪功の無実を訴えるために北京へ行き、東直門バス停留所で他の7人の法輪功修煉者とともに警察によって連行された。地元の警察局に送り返された後、そのうちの6人が激しく殴打された。龔女史はその中でも最も酷く扱われた。峪口クリニックでの医療検査の結果、彼女の鼻骨が折れていることがわかった。警察は龔女史と他の修煉者を地方拘置所に連行したが、彼女たちは自らの権利を守るために断食を行った。すると警察は2000年6月25日の20時ごろ、龔女史の鼻骨が折れているにも拘らず、鼻腔から強制的に食物注入を行った。監房に戻ったが顔の様子がおかしく、胸には感覚がなかった。看守が過って肺にチューブを差し込んだのではないかと思った。およそ10分後に意識を失った。同じ監房の仲間が看守を呼んだが、誰も応じてくれなかった。しばらくして意識を取り戻し、ようやく看守がやって来て、緊急処置のために連れていった。2000年6月26日の朝、拘置所に送り返されたのだが、状態は悪化し続けた。2000年6月27日の朝、同じ監房の仲間が、看守に龔女史をもう一度健康診断のために連れていくようしきりに促した。10時ごろになって、拘置所の医師は病院に行かせることに同意したが、その晩21時頃、病院で死亡したという。
張玉珍、46歳、黒竜江省鶴崗市在住。北京へ上申に行くことを阻むため、2月初め頃から政府公安部門は、彼女を鶴崗市鹿林山の拘留所に拘束し、4月の初め頃、鶴崗市第一拘留所へと移された。張女史は五日間断食したことがあり、何度も殴られた。5月初めに釈放されたが、過度の虐待を受けたため、家で寝たきりとなり、6月20日死亡した。
孫淑芹、58歳、 黒竜江省鶴崗市在住。2000年1月、他の修煉者と国家公安省に上申しに行ったが、2000年1月24日、鶴崗市拘留所に拘留され、2月14日営北県刑務所に移された。4月初旬に四日間の断食をしたが、その半月後の4月27日に営北刑務所で突然死亡した。
安秀坤、49歳、河北省衡水市在住。法輪功を修煉していたために解雇され、2,800元の罰金を課された。2000年5月21日、北京公安部に上申に行ったが、地元へと送還され、区の教育委員会に拘禁された。5月24日に15日間の拘留が言い渡されたが、彼女は、処分は不当であるとして、署名を断り、上訴しようとした。そのため強制的に路北拘留所へと送られ拘禁された。5月25日、拘留所に入った翌日、拘留所の規則の書き写しを拒んだため、両手を後ろにして手錠で縛られた。彼女は、受けた虐待に抗議するため断食をしたが、6月6日、拘留所で昏睡状態に陥り、夜の10時に区立病院へと送られた。6月11日7時30分に亡くなった。
繆郡、四川省達州市渠県在住。2000年1月、法輪功の無実を訴えるために北京へ行ったところ、公安当局によって渠県に送還され、現地の留置所に拘束された。合法的な煉功環境を求めるために断食を始めると、警察側はプラスチックの管を彼女の胃に挿入し、強制的に食物を注ぎ込んだ。ところが、管は気管と肺に入れられており、まもなく死亡した。
殷淑芸、46歳、吉林省長春市在住。全国人民代表大会期間中に、法輪功の迫害を止めるよう、政府に請願するために北京へ行ったところ、黒嘴子女子強制労働収容所に拘禁され、虐待によって死亡した。
姚宝栄、52歳、甘粛省蘭州市安寧区在住。2000年5月17日、自宅から連行され、2000年5月19日の午後、死亡した。死因は不明。公安局の建物の五階から転落し、死亡したとも言われている。警察は、2000年5月23日の2時50分密かに遺体を火葬した。真相を隠すために、警察は20名の修煉者を連行した。
梅玉蘭、44歳、 北京市朝陽区在住。2000年5月13日、自宅前で一人で煉功しているときに逮捕された。釈放を求めるために断食をしたところ、三日後、管で強制的に食物を注ぎ込まれた。しかし、その作業をしたのは医師ではなく、服役者であった。監房に戻ってからも、頭痛や吐き気がすると訴え、吐血したにも拘らず、孫という看守は緊急措置を拒否した。2000年5月23日、拘留中に死亡した。彼女の死亡状況を知っていた5人の修煉者も、5月26日に拘置所に連行された。
王秀英、45歳、黒竜江省ハルビン市在住。2000年5月13日、天安門広場で煉功している時に逮捕され、北京市崇文区にある角門拘留所に拘留された。断食で抗議に入ってから三日後、四人の男たちに地面に押さえつけられ、荒々しく鼻腔から食物を流し込まれた。また、九日間に五回も濃食塩水を流し込まれ、2000年5月22日、ついに意識を失い、午後7時に死亡した。
孫Xiuqing、50歳代、黒竜江省鶴崗市在住。彼女は中国の新年(2000年2月4日)の前にLuobei刑務所に拘留された。拘留中の2000年4月末突然死亡した。警察は家族に通知せず、すぐに遺体を火葬した。
李艶華、45歳、江西省南昌市在住。法輪功の迫害を止めるよう、政府に請願するため、1999年10月、二度北京へ上申しに行ったところ、まず10日間拘留された後、1ヶ月以上に延長された。その後、2000年1月7日、何の法的な手続きもないまま二年間の強制労働を言い渡され、南昌市の女性薬物療法センター(強制労働収容所とも呼ばれる)に拘留された。他の修煉者と集団断食をしたところ、強制労働収容所の看守に縛り付けられ、そして病院に連れて行かれた。健康診断の結果、健康状態は著しく悪化しており、内臓諸器官は衰え、酷く損傷を受けていた。強制労働収容所は責任を逃れるため、親族に連絡し、治療のため仮釈放した。帰宅して2時間後、4月13日の午後6時に死亡した。
張淑琪、52歳、北京市西城区在住。1999年12月26日、北京市中級人民法院で行われた4人の法輪功メンバーに対する審判を傍聴しようとしたところ、逮捕され、翌日西城公安分局拘留所に拘留された。2000年1月14日の午後、彼女の家族は突然、彼女を引き取るよう、警察からの知らせを受けた。家に着いた後、彼女は嘔吐し、意識を失った。緊急手当てを受けるために、すぐ北京大学病院に送られたが、回復せず、1月15日夜9時50分に死亡した。
朱少藍、50歳、遼寧省錦州在住。9月28日、錦州で多くの修煉者が、煉功の自由を嘆願する手紙のために署名を集めたところ、多数の人が逮捕された。この不当な行為に抗議するため、40人以上の修煉者が9月29日に断食を始めた。朱女史もそのうちの1人であった。断食を始めて二日後、非常に衰弱してしまい、4日後には嘔吐しはじめた。10月5日、病院に送られたが、1999年10月7日の午前に亡くなった。
Au Xiangmei、35歳、四川省重慶市長寿県在住。1999年11月、北京で上申したときに逮捕され、重慶市北京駐在事務所に拘留されたが、事務所の窓から脱出しようとした際、転落死亡した。
夏衛、43歳、四川省重慶市江北区観音橋在住。1999年11月、北京で上申したときに逮捕され、重慶市北京駐在事務所に拘留された。事務所の窓から脱出しようとした際、転落死亡した。公安当局は彼女の夫に連絡して、情報を漏らさないよう脅した。
17.2000年5月6日、北京で上申した、あるいは法輪功を続けているという理由で、12人の修煉者が、山東省膠州市揚州路にある膠州市精神病院に連行された。2000年10月6日に数人が解放されたが、大多数はまだ病院に拘留されている。彼らは、法輪功について嘆願しない、煉功をやめる、そして数千元の罰金を支払うなどといったことを宣言しない限り、釈放されない。修煉者は様々な形の虐待を受けている。強制的に薬を飲まされたり、注射をされたりしており、いずれの場合も修煉者は衰弱するであろう。また、電撃による虐待も行われている。特に、特別報告者は、次の個別の事例に関して情報を受け取った。
(a) 周彩霞は、膠州拘置所で4日間断食をした後、2000年6月4日に精神病院に連れて行かれた。彼女は精神病患者に使用する薬などの治療を強制的に受けさせられた。
(b) 匡本翠は、 2月14日、法輪功の無実を訴えるために北京へ行ったところ、逮捕されて膠州北京駐在事務所に一晩拘留された。翌朝、青島にある彼女の会社の者が、彼女を膠州精神病院へと連れて行った。2ヶ月間精神病院に拘留され、精神病患者のように扱われた。服薬と注射を強いられ、一時は、1個だった錠剤が6個にまで増え、1日3回無理矢理飲まさせられた。2ヶ月後、家族の手により解放された。
(c) 談桂華は、1999年9月12日、法輪功の請願のために北京へ行った。帰ってくると、会社の政治法律委員会の職員が、彼女を自宅から膠州精神病院へと連れ去った。彼女が注射を拒むと、看護婦と8人の精神病患者に抑えつけられ、無理矢理注射をされた。法輪功を続けるかどうかを毎日尋問された。続けると答える度に、医師は彼女を電撃した。2ヶ月間強制的に薬を飲まされ、1日3回注射をされた。医師は、副作用のある数々の新しい輸入薬を彼女で人体実験をした。その結果、月経が止まリ、記憶喪失となった。
18.1999年12月始め、いろいろなでっち上げられた告訴によって、北京市房山区城関派出所の警官が52人の法輪功修煉者を逮捕した。その大多数が女性であった。次のリストはその一部である。
Liu Wen (性別不明), Wang Shuzhen (女), Chen Shumei (女), Yang Xuehua (性別不明), Yang Xiuru (女), Liu Shengzhi (性別不明), Xu Shufen (女), Wang Yingyuan (女), Zhang Yuzhen (女), Zhang Shihong (女), Cao Xiufen (女), Ren Shufen (女), Bai Xiulian (性別不明), Jiang Xianglian (女), Su Fengxia (女), Yang Fenglian (女), Liu Yuxiang (女), Zhao Guomin (性別不明), Jiang Shufen (女), Li Wanfeng (性別不明), Shi Zhiguo (男), Hu Yajing (女), Song Zhenlan (女), Cui Hongxia (女), Liu Shuying (女), Yu Huanfeng (女), Li Xiujuan (女), Fan Xiuzhen (女), Zhang Cuihua (女), Li Huixin (性別不明), Xu Hemin (男), Su Xiurong (女), Chen Shuling (女), Niu Shuzhen (女), Jiang Jingfang (女), Liu Chunhua (女), Liu Fengxia (女), Wang Xiuhui (女), He Guizhen (女), Yang Shufang (女), Liu Zhixia (女), Li Ruilian (女), Li Huiyun (性別不明), Cui Xiuzhen (女), Liu Shuxin (女).
19.マカオが中国へ返還される期間に、彼らが北京へ行くのを阻止するため、公安当局は法的な手続きや医療の手順を無視して、彼ら全員を北京市房山区の周口店精神病院に連行し、全員に800元から1,000元の支払いを要求した。これらの修煉者がいつ解放されるかは、派出所の責任者の見解次第であると言われた。家族が金を支払った後、1月21日と22日に、52人の修煉者は全て解放された。
観察
20.特別報告者は、政府が2001年1月19日の彼女の手紙に返答する時間が充分ではないと認識する。
21.拷問の問題について、特別報告者は、2000年8月10日の手紙で、政府に女性法輪功修煉者に対する拷問の個別事例を伝えた。
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